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Technical Sweet

定点観測画像記録発信システム
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Copyright Muse Ishikawa. 1998

太陽光線の直射によるCCDの焼き付き
太陽光線の直射によるCCDの焼き付き

CCDカメラは、昔のイメージ管に比較して、強い光線には強いと言われています。 しかし、やはり太陽光線は最も危険な被写体です。監視用CCDカメラのレンズは広角の物が多く、 画角は70度〜140度にも達します。このようなレンズを持つCCDカメラで屋外を撮影する場合、 太陽の射線には十分注意する必要が有ります。 特に、定点観測用途で固定設置する場合に注意しなければならないのは、 日の出の位置です。 通常の生活時間に見ている太陽の位置に比較してかなり北東の低い位置にある事に気がつかない場合も多いのです。 また、季節の変化によっても当然太陽の黄道も変化します。見かけ上30度以上北方向に移動しますので、 冬季に設置したカメラの安全被写界に夏の太陽が入り込む場合もあります。

サンプル画像左は、2.8mmの超広角レンズを装着し北東方向に向けて定点設置したカメラです。 昼間の時間帯の太陽の位置は十分にカメラの向背にあります。しかし、実はこの角度で、日の出の太陽は 右上部に黄道の線となって入り込むのです。うっすらと黄道の後が焼き付いているのが見えるでしょうか? サンプル画像右は、レンズを交換し別の被写体を撮影した際の、同じカメラです。 雨天時のような被写体の色温度と露光指数によっては、焼き付き跡が激しく見えます。

ダメージの原因となった超広角レンズの被写界

右上に斜めに焼き付き跡が残っている
太陽光線はCCDカメラの場合、一瞬なら画素の幾つかがダメージを受けて色抜けする程度で済みますが、 定点観測などで連続撮影している場合は、黄道に沿ってダメージが線となって残る訳です。 もちろんこの損傷はカメラの電源を切っていても、レンズが太陽に向いている限り発生します。 電子シャッターではなく、オートアイリス(AI)と呼ばれる自動絞りのレンズの場合は、 機械的にレンズを通過する光量を制限しますから、電子シャッターに比べると安全性は格段に増します。 また、電源が切れるとシャッターが閉まりますので、CCDを保護することも可能です。

太陽の直射によるCCDの損傷を防ぐ為には、太陽が通過する黄道の位置を十分に調査する事と、 広角レンズの場合の被写界の広がりに注意することが必要です。

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