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高感度カメラ NEPTUNE100(WAT-100N)による天体観測
image Watec社の超高感度モノクロCCDカメラ、NEPTUNE100(WAT-100N)を使って天体観測に挑戦しよう。 このカメラは天体観測用に特にチューニングされたカメラだ。通常の電子シャッター速度の他に 開放モードがあり、電子シャッターをOFFにしてゲインコントロールで増幅度を調整可能だ。 このため、最低照度0.001ルクスを実現している。この明るさは月明かりでハッキリ被写体が撮影出来る明るさだ。 たとえば、星であれば肉眼で視認出来る星よりもさらに数段等級の低い星までキャッチ出来る。 もちろん、蓄積型冷却CCDほどではないが、その分、動く被写体でも良好なシャープネスを期待出来る。

諸元
撮像素子 1/2inch Interline transfer CCD image sensor
総画素数 811 (H)×508(V)
有効画素数 768(H)×494(V)
信号出力 Composite Video, 1Vp-p, 75ohm Unbalanced
水平解像度 570TV lines(center)
最低被写体照度 0.001 lx. F1.4
ガンマ補正 γ≒1.0(OFF), 0.45, 0.65
AGC 5 〜42dB
S/N 比 50dB(AGC OFF)
電源電圧 DC +10.8 〜13.2V(1 2V ±1 0%)
消費電流 max. 100mA
動作温度 -10 ℃ 〜+40 ℃
保管温度 -30 ℃ 〜+70 ℃
外形寸法 42.0(W)×44.0(H)×53.0(D)mm
重量 Approx. 1 25g
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監視カメラとして、昼夜どちらでも使用可能だが、ゲインコントロールを切替えなければ、自動的に兼用することは難しい。 むしろ、その性能から、夜間専用として運用したほうが良いだろう。コントローラーは設定した後は外しても問題無いようだ。 イメージセンサーは1/2インチなので、レンズを選択する場合、1/2インチでも使用可能なレンズを使う事が必要だ。 1/3インチサイズ専用レンズなどを、NEPTUNE100で使用すると、被写界周辺部にケラレが生ずる。 もちろん、撮影出来ないという訳ではないので、運用に支障がなければ使っても構わないだろう。

image 左の画像は、真っ暗な室内で、赤外線発光ダイオード1個だけを点灯した状態だ。非常に高感度な事が判るだろう。赤外線フィルターを付けて夏の海辺で撮影などして、逮捕されないようにしてほしい。なお、IR78などの可視光カットフィルタを使用した場合の実際の感度は、 人体の放射赤外線を撮影できるほどは無い。身近な物で言えば、蛍光灯の電極部分や半田ごてなどが光ってみえる程度だ。 赤外線撮影には、もう一桁感度が欲しいかもしれない。

image 赤外線発光ダイオードを直接カメラに向けて見た状態。これは非常にフレアが激しい。ちなみに、この発光ダイオードは普通のリモコン用の物だ。
image 夜間の都市上空は光害がひどい。それでも、代表的な星座の星であれば、確実にキャッチできる。 ListCamを使った天体観測も可能だと思う。今回はしし座流星群を撮影する為に、DC/ACインバータやPCをもって郊外に出掛ける予定だ。 ライブ中継はサイトの帯域幅が狭く、アクセスが殺到すると対応出来ないので、帰宅からWeb掲載予定。
image 同軸ケーブルを屋外へ30mほど伸ばして、アルミハシゴの上のカメラと接続している。カメラの電源確保が困難な為、電源重畳型コンバータを接続し、ビデオ映像の同軸ケーブルに供給電源を便乗させてカメラとつないでいる。このVDSは電源コネクターの接触があまり良く無いようだ。セッティングの際に、時々電源供給が止まってしまった。ナイロン結束タイで縛っておいたほうが良い。
image 夜半から激しい雪に変った為、急遽サランラップをカメラに巻いて防水措置。とりあえず、明け方くらいまではなんとかなるだろう。 カメラを保持しているのは、屋外照明器具用のクランプ。照明器具取り付けネジの部分に、カメラ用の穴あきプレートを取り付け、 プレートにカメラを固定している。北海道の11月は、凍えるほどという訳では無いので、カメラの防寒対策は不要だった。 ただし、人間はしっかり防寒対策すべきだろう。
image しし座流星群観測の為に郊外の実家に持ち込んだパソコン関係。手前のノートパソコンはライブでキャプチャを行っている後ろのパソコンと LANで接続してモニターしている。キャプチャPCで直接ビュアを動かさないのは、少しでもCPU負荷を軽くして、コマ落ちの無いようにするためだ。しかし、後で考えてみると、全く無意味な事が判った。サーバーを別に立てるべきだった。幸い、コマ落ちは無かったのでホッとした。
image ListCam ver2.08eの多重露光300回、露光間隔30msで撮影したしし座流星群のコンポジット。レンズは焦点距離8mmF1.4。WAT-100Nで撮影する場合は4mm〜16mm位のレンズが丁度良いようだ。広角気味のほうがダイナミックな天体ショーが写せるが、ディテールが出ないので流星観測なら4mm辺りが良いかもしれない。


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