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Sample System 定点観測画像記録発信システム

COLOR CAMERA BLOCK(SONY EVI-370)
EVI-370
EVI-370 series
秋月電子通商で数量限定販売しているCCDカメラユニット。売価 \26,000 は 41万画素(有効38万画素)、 ズームレンズ+オートアイリス付きという事を考慮するとかなりのお買い得。即日2台購入した。 RS232Cでカメラ機能をコントロール出来るだけではなく、現在のステータスまで取得可能。

このEVI-370シリーズは12倍ズーム、オートフォーカスレンズ付きの超小型CCDカラーカメラブロック。1/3イ ンチ有効画素38万/44万画素Hyper HAD CCDを採用し、460本以上の高解像度を実現してる。 EVI-370シリーズではDSPを使用しており、各カメラ機能のコントロールを行うことができる。この通信プロト コルをVISCA TM (ビスカ)と呼ぶ。 ズーム、フォーカスはもちろん、自動追尾ホワイトバランス(ATW)、ワンプッシュホワイトバランス、プリセット ホワイトバランスの選択、最高速度1/10000秒までの電子シャッター、24段階のブライトコントロール ((明るさ 調整)、露出補正機能により、より多様な明るさ調整が可能。また、ポジションプリセット機能によりカメラ機 能を6通りプリセットすることができる。 映像出力はコンポジット出力とYC出力があり、入力電源電圧は6〜12V。
追従性に優れたインナーフォーカスシステムを採用。オートフォーカスは画面中央の測距エリア内で映像信号レ ベルの高い高周波成分、つまり輝度が大きくコントラストの強いものにフォーカスを合わせる。 レンズ前面1cm (ワイド端の場合)から無限遠までのフォーカス合わせが可能。テレ側に近付く程最短合焦 距離が長くなる。テレ端の場合レンズ前面80cmよりフォーカス合わせが可能。 初期状態ではオートフォーカスになっている。
フィルターネジは37mm。SONY製の家庭用VIDEOカメラなどのキットのフィルターやコンバージョンレンズが 流用出来る。ただ、ワイド側の画像周辺のケラレも配慮すると、ステップアップリングを用いて、一回り大きい サイズのアクセサリーを使う方が安心だ。価格的にも差はない。私は35mmフィルムカメラ等で多数所持している 52mmのフィルターアクセサリーを流用する為に、MARUMIの V37→52mm ステップアップリングを用意した、ヨドバシ カメラでは\400で購入出来る。屋外では必須となりつつある、PLフィルターを装着してみた。
パソコンのRS232Cを使わずに、全てのコントロール機能を使う為には、外部にスイッチボードを用意しなければ ならない。それを接続するのが CN104 だ。残念ながら 27Pのフィルムケーブルの入手はかなり大変だと思われる。
ケースはリードのPL-5(65x50x100)を使ってみる。ケースの内径寸法の関係で、高さが2mm程度足りないので、 ケース上部に穴を開けて、アルミ板の厚さの分だけ余裕を稼ごうとしている。 穴あけ後、さらに上からアクリル板でも貼り付ければ良いだろう。写真左は、ケースに入れて見て、収まり具合をチェックしているところ。 写真右は、ケース上面に穴を開ける為に、カメラブロックの飛び出している部分を型紙に写し取っているところ。実際に、型紙を当ててみて 位置関係が間違い無い事を確認して、ハンドニブラで穴を開ける。定規で寸法を測って正確にマーキングするのも良いが ハンドニブラの工作精度は手書きの型紙よりも劣るので、型紙で十分。いずれにせよ、アクリル板で見えなくなるので あまり正確さは不要だろう。アルミケースが青いのは保護フィルムが貼ってあるため。
ケース下部のパーツは上部の折り返し部分をニブラで切り取って、カメラブロックを入れた。カメラブロックは 下部に装着されている雲台用のプレートは外してある。あと、5ミリ程度ケースが大きければ非常に良い大きさなのだが・・。
実際に LEAD の PL-5 (65x50x100) に入れて、上部カバーを閉めようとした。残念ながら、カメラブロックの支持フレームの一部がつかえて カバーの間に3ミリ程度のすき間が出来てしまった。また、レンズ穴も、寸法表通りに空けたにもかかわらず、ホールソー の誤差から2ミリ程度ズレてしまった。穴を開ける時は、やはり一発抜きだけではなく、面倒でもヤスリで整形するのが良いようだ。
カメラブロックの支持材に当たるPL-5の上面カバーの一部を切り取り、底面プレートを外付けにした処、なんとか入った。 切り取る部分はレンズフィルター上部の取りつけネジの部分、後部のフラットテープ配線のコネクタ部分、中央右側の支持材の中央の 凸状の部分だ。カメラブロック下部にも凸状の部分が有るので、ケースに穴を開けて避ける必要がある。下部プレートの取りつけネジの 位置は左右非対称なので注意する事。加工の際のバリを必ず取る必要が有る。 防塵の為、切り欠いた部分はアルミテープを貼るなどのすれば十分だろう。
一回り大きな LEAD の PL-4 (80x55x120) に入れてみた。高さは5ミリほど大きくなったので、丁度良い。左右は15ミリほど 大きくなったので余裕だ。レーザーポインタを仕込んでも面白いかもしれない。 後部も15ミリ程度余裕が出来た。S端子コネクタとEIA-232Cコネクタも比較的楽に入るだろう。カメラブロック本体基板に実装 されているズームやフォーカスのタクトスイッチはケースに穴をあけて、アクリルの棒などで押せるようにすれば良い。232C経由 のみで動かすだけではなく、設置現場での調整のためにマニュアル操作も残したい。
中々丁度良いケースというのは無いものだと実感。大きめのケースであれば、電動雲台としてギアドモータを仕込むというのも 面白いかもしれない。EVI-370の場合、EIA-232C は一部の信号しか利用していない。Machintosh 用の232C コネクターが利用出来る。 これだと丸い穴を空けるだけで実装出来るので便利だ。232Cでコントロールする関係から、キャプチャ用もしくはコントロール用の パソコンからあまり離して設置するのは難しい。ステータスの読み込みやデジタル数値制御で直値コントロールを行わないのいであれば 簡易型スイッチングボックスを作る方法もある。 オプション用スイッチングBOXの回路図は、マニュアルに載っているので参考になるだろう。
アイリス優先モードは設定したアイリス値 ((18ステップ)に応じてシャッタースピードを自動で調整する。 ゲインはオートのまま。 マニュアル露光モードはシャッタースピード(28ステップ)、アイリス(18ステップ)、ゲイン(8ステップ)を 個々に設定することができる。

ブライトコントロールはゲインおよびアイリスの組み合わせによる明るさ調整機能。暗い場合はゲインによ る露光制御、明るい場合はアイリスによる露光制御が行われる。 ゲイン、アイリスともに固定となるので、カメラの感度を一定にして撮影するとき使用する。自動露光 モードまたはシャッター優先自動露光モードからブライトモードに切り換えた場合、一旦切り換え前の状態を ホールドする。

シャッター優先自動露光モードよりブライトモードへ切り換えた場合、シャッター優先自動露光モード時に設定 したシャッタースピードを保持したままブライトモードのコントロールを行うことが可能。また、その後再 びシャッター優先自動露光モードに切り換えると、保持したシャッタースピードにて自動露光(アイリス、ゲイ ンともにオート)を開始する。

自動露光モード(AE)を設定するとオートアイリス、AGC (オートゲイン)1/60秒シャッター(PALモデル は1/50秒シャッター)にて動作する。また、リチウムバックアップOFF状態で電源をONしますと自動露光 モードに設定される。

シャッター優先自動露光モードは選んだ電子シャッターに応じてレンズ絞り値を自動で調整する。ゲインはオート。

EVI-370では、電源周波数50Hz地域の蛍光燈下の撮影において発生するフリッカーを自動的に低減するオートフ リッカー低減機能が働いている。完全にフリッカーを無くす場合は、シャッターを1/100秒に設定しなければならない。(NTSCモデル)

露出補正機能は自動露光モードの明るさを、明るめ/暗めに調整する機能。 自動露光モード(露出補正OFF)の明るさ ((ステップ0)を基準とし、その基準に対して明るめもしくは暗めに7 ステップずつ調整することができる。

本機のオートホワイトバランスは、画面全体の色情報を演算して被写体に忠実な色を再現するTTL方式を採用し ている。さらに、ただやみくもにホワイトバランスをとる動作をさせると何が何でも白くなるという誤動作を 生じるために、ホワイトバランスをとることが可能な範囲に制限をかけている。また明るさに応じて屋内か屋 外かを判断し、オートホワイトバランス引き込み範囲を変えている。プリセットホワイトバランスとしては 屋内固定 ((3200K)、屋外固定(5800K)を選択出来る。

ワンプッシュホワイトバランスは、一度被写体を照らす照明条件を設定すると強制的に白に引き込み、その条件 のまま撮影ができる機能。被写体の周りの条件に影響されないでそのままの色を自然に出す。設定する 場合、白に引き込みたい被写体を写してワンプッシュホワイトバランストリガーを送る。ワンプッシュホワ イトバランスのデータは、電源をOFFにしてもリチウムバックアップSWがON状態のときはデータが保持される (フル充電時12週間)。リチウムバックアップSWがOFF状態のときはデータは電源をOFFにすると保持され ないので、電源を一度OFFにした場合は再度ワンプッシュホワイトバランスを設定しなければならない。

ズームモータにステッピングモータを採用。 EVI-370/371のズーム倍率は12倍で最望遠(64.8mm)から最広角(5.4mm)までのズーミングが可能。 望遠/広角のマニュアルコントロールが可能です。初期状態ではズームはワイド端に設定されている。
TELE側最大望遠
ほぼ中間
WIDE側最大広角

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