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Sample System 定点観測画像記録発信システム

ワイヤレス・カラ−テレビカメラ 撮っちゃoh! (BANDAI)
撮っちゃoh!

バンダイのワイヤレスカラーカメラ。定価\6,000で、トイザラスの特売では¥4,999で 販売されていた。

● 価 格 :6000円(税抜き)
● 発売日 :1999年12月16日
● サイズ :縦155×横215×深さ115mm
● カラー :ブル−、ピンク
● 電 池 :9V型電池(006P)・電池付き ・60mw
● CCD :1/3 inch CMOSセンサー/ F2.0
非常に低価格で、これでカラーワイヤレスカメラ?と思うほどの商品。最近のテレビは室内アンテナで見る 機会が少ないということを想定して、アンテナ切替機と室内アンテナ(フィーダー線)が添付されている。 電波はCH2もしくはCH3を選択する。電池BOXの内面に小さなスライドスイッチがあるので、それを切り換えるのだが 初期出荷状態では3CHに設定されている。関東以北では注意。
ファインダーの穴は、透明パーツがはめ込んであるが、とりあえず付いているだけの穴で、モニターとしては全く用を為してない。 とりあえず、買った物は分解してみるという先祖からの言い伝えに従って、分解してみた。前後のカラーパーツは それぞれ3箇所のヒンジによってはめ込まれている。その内部にそれぞれ1箇所ずつ、左右の本体パーツを合体させて いるネジが有る。電池BOX内のネジは2個。
前後のカラーパーツを薄いマイナスドライバーで外すとそれぞれタップネジがある。電池BOX内のネジ2本と合わせて、 合計4本のネジを外す事で分解出来る。前後のカラーパーツは結構固くヒンジが咬み合っているので、筺体を割らないように 注意が必要。コンデンサマイクが前側パーツにはめ込んで有るので、いきなり無理に引っ張らない事。マイクは スポンジでくるんではめ込んであるだけなので、注意深く引き抜くと抜ける。プリント基板はCCD用とRF用の2枚。 やはり内部の造作は雑で安物っぽい。
内部のほとんどがRF基板で占められている。CCDカメラ基板は前方にはめ込んであるだけで、非常に小さい。 CCDカメラ基板からはVIDEO、AUDIO、VCC、GND などの結線の他に、電解コンデンサが1個パッチコードでぶらさがっている。 この製品用の専用CCD基板であることから考えると、市場投入直前に設計改良を図ったのかもしれない。 切替えスイッチとVIDEO出力ジャックを追加して直接ビデオコードで接続出来るようにも、改造した方が使い勝手が良いかもしれない。
レンズはノンコーティングのプラスチックレンズ。精度は価格相応としか言いようがない。動画ではなんとか我慢出来るが 静止画用途では、期待しないほうがよい。CCDの画素数などの記載は説明書にも無いが、撮影された画像から推測すると、 おそらくは5〜8万画素程度とだろう。ただし、レンズの精度が悪いせいか、実際にはそれよりも解像度は低いような気がする。 レンズのピントは、筒を回転させる事で調整出来るが、非常に甘いピントだ。

左は、およそ50センチの距離から、LEGOの造作を撮影してみた。低照度なので、被写界深度が浅いが、 なんとなくそれと判る程度で、観察用途や監視用途に使う画質・解像度とすると、非常に難有りと思う。

下の2枚の画像のうち、右下は25万画素ガラスレンズの東芝製CCDモジュールで撮影した物。左下の撮っちゃoh!の 画質と比較して欲しい。これらの画像はクリックするとそれぞれVGAサイズで表示できる。

このカメラの用途としては、室内用ラジコン模型に乗せて操縦ゴッコをしたり、RF基板を流用したり、CCDカメラモジュール を交換して、高解像度カメラにしてしまうなどの事が考えられる。5mの無線到達距離とはいえ、アパートなどでは 隣の部屋に電波が漏れることも考えられるので、怪しい用途は避けた方が無難だ。実際にはカメラの角度などで かなり到達距離が変化する。幼児向け玩具と割り切れば、まぁ新品としては納得できる価格だろう。 秋葉原辺りで、ビデオRFモジュールが安く手に入り、半田ごてが使える方は、あまり買う価値も無いかもしれない。


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