[ Arcade ]

SegaSonic the Hedgehog (セガソニック・ザ・ヘッジホッグ)
ソニック、アーケードビデオゲームの第一作。「セガソニック」または「ソニック・ザ・ヘッジホッグ アーケード」と呼ばれています。


- はじめに -
1993年は、コミック化、テレビアニメ化(米国)などゲーム以外での露出も増え、セガとソニックが一気に頂点に立った、と言われた年です。本家ソニックチーム(中裕司さん)からの新作はありませんでしたが、1992年末発売のMDソニック2の大キャンペーンが行われ、メガCD用「ソニックCD」、ゲームギア用「ソニック&テイルス」、ジェネシスの「ミーンビーンマシン」、「ソニックスピンボール」、そして初のアーケードビデオゲーム「セガソニック」、と、シリーズ作品が続々とリリースされました。海外では翌年1994年まで、派手で大掛かりな宣伝(広告)戦略が続き、ソニックを「世界一有名なゲームキャラクター」に押し上げました。(国内では、一時、任天堂マリオを脅かす存在と言われましたが、残念ながら脅かす以上の存在にはなれませんでした)

そんな1993年 「アーケードゲームのセガ」からリリースされたのが「セガソニック・ザ・ヘッジホッグ」です。クォータービュー(斜め見下ろし型)のアクションゲームで「トラックボール + 1ボタン(アクション&ジャンプ)」でキャラクターを操作します。「ソニックを転がす」というストレートな発想からトラックボールが採用されたのだろうと思いますが、単に、前年リリースの「ウォーリーをさがせ!」用トラックボールコントロールパネルを使いたかっただけ、とも考えられます。同じAM3研作品ですし。

そのトラックボールコンパネ(コントロールパネル)が付けられたセガ汎用筐体は、「エアロテーブル」、「エアロシティ」、「アストロシティ」、「マルチキャビネット・スイング」、「メガロ50」 です(三人同時プレイが可能だったのはスイングのみ)。私はエアロ(もしくはアストロ)シティとメガロ50でプレイしたことがあります。セガ直営アーケードでしたが、一台しかないメガロ50にソニックをのせるとは、随分と無謀な店でした(札幌狸小路)。こういうチャンスは滅多にないということで、友人と奇声を発しながら、連コインして遊び続けてしまった思い出があります。結局、最終面まで行ったものの真のエンディングは見ていないので、イケてません。(アーケードはゲーマーの社交場。無駄に騒いだり、連コインは他のお客様の迷惑になりますのでやめましょう)

Manual, Card, POP (サービスマニュアル 他)

Manual (JPN)

ゲームセンターで働くお兄さん用 設置の為のマニュアルです。ゲームの内容には関係ありません。
Instruction Card (JPN)

インストラクションカード(インスト)お客さん用の簡易マニュアルです。

大サイズタイプ / 帯タイプ
Table POP (JPN)

テーブルポップ。筐体の上にペタリと貼ります。なぜか、裏側のマイティーには色の塗り残しがあります。

Character (キャラクター)
セガソニックでの、スーパースター・ソニック(当時そういうことになっていました)の仲間は、黄色いムササビの「レイ」と、赤いアルマジロの「マイティー」
ソニックの仲間達の中でも、この二人ほど外見(顔つき)からして「仲間っぽい」キャラクターは他にいませんが、テイルスやナックルズのような個性・特性はなく、ただ「種族の違うソニック」といった雰囲気です。彼らは3人同時プレイの為の追加キャラクターという役割だけで、画面上で見分けやすいような色が与えられたと考えられます。(はっきり言って、二人用三人用トラックボールコンパネが無かったら生まれなかったキャラクター達です) 赤いアルマジロ「マイティー」は後に、ナックルズ・カオティクスで、ナックルズの仲間として再登場しますが、黄色いムササビ「レイ」は、現在のところ、このセガソニックだけのキャラクターにとどまり、その詳細なプロフィールはわかっていません。

Ray the Flying Squirrel (レイ・ザ・フライングスクイラル)
種族:
ムササビ
性別:
年齢:
不明
特徴:
ソニック、マイティーと同じシューズを履いている。(ソニックのシューズは、マイケル・ジャクソンのダンシングシューズを元にデザインされたといわれています / マイケル・ジャクソンはセガからメガロ50をプレゼントされたという羨ましい経歴を持つ人)

Mighty the Armadillo (マイティー・ザ・アルマジロ) - カオティクス時 -
種族:
アルマジロ
性別:
年齢:
16歳
好きなもの:
平穏、自然
嫌いなもの:
暴力
趣味:
森林浴
性格 他:
旅が生きがいの旅行者。窮地に立てば能力を発揮するが、荒っぽいことを好まず、おっとりとした性格

セガソニックは、キャラクターがとても可愛らしく、表情が豊かなのが特徴です。死んでしまうとなんだか可哀相で、ついついコンティニューしたくなります。女性や低年齢層向けのゲームだった為か、ゲーム雑誌などでとりあげられることは少なかったようです。


Game Story + (あらすじ プラス)
あらすじ
(プレイしたのが随分と昔なので、よく覚えてないのですが・・・)
なんでそんなことになったのか、ソニックはエッグマンに捕まってしまいます。また同じくエッグマンに捕まっていたらしい「レイ」と「マイティー」と共に、エッグマンのワナが張り巡らされているエッグマン島を脱出しなければなりません。逃げろ、ソニック! 回せ、トラックボール!

稼動時期の謎
オフィシャル(ソニックチーム)では、「セガソニック 1993年6月」と発表しています。これは Sonic Jam の中の「ヒストリー」に書かれたもので、その公式ガイドブックにも同じように書かれています。が、6月から稼動していたわけではありません。セガソニックの稼動は1993年9月からです。「6月発表(初お披露目)」ということも考えられなくはないですが、そうなると同じようにヒストリーに刻まれている「ソニック・ザ・ファイターズ 1996年6月」が崩れてしまうので、やはり「ソニックチームの勘違い」ということになるでしょう。

コピーライトの謎
さらに、1993年のセガソニックのコピーライトが (C)SEGA 1992 であるのはなんとも不自然です。2月、3月にリリースされるものでは前年のコピーライトも珍しくありませんが、9月といえばかなり後半。稀なケースだと思います。どうしてこの時期までリリースが先延ばしされたのか・・・。

・特別な意図は無い。真実、開発が困難だった
・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD の発売時期と合わせたかった(宣伝等のからみで)
・ウォーリーをさがせ! とぶつかるので遅らせた(トラックボール関係)

考えられるのは、こんなところでしょうか。


Book & Music (参考本と音楽)

帰ってきた名作ゲーム 2 1988-1993
1996年 / リイド社

アーケードの名作を振り返る本。セガソニックも紹介されています。まさか、「名作」に加えられるとは・・・。
SEGA ARCADE HISTORY (セガ・アーケード・ヒストリー)
2002年 / エンターブレイン

セガアーケードの全てがココに!
セガソニックのゲーム紹介及びチラシが掲載されています。

Sega Arcade Selection D-Ram Remix (セガアーケードセレクション D-RAM リミックス)

セガアーケードの中から10曲収録。セガソニックからは「Sonic」。


Links (参考リンク)

Screenshot
ゲーム画面 他
KLOV : (英語)
Sonic the Hedgehog Arcade
FAQs & Guides
ゲーム攻略
Game FAQs : (英語)
Sonic the Hedgehog Arcade Game Info
History
ソニックの歴史

GameSpot : (英語)
The History of Sonic the Hedgehog
2001年までのソニックの歴史を紹介

Cabinet
セガ筐体
セガ汎用筐体 (メカトロWeb)
System32
システム32
System16 : (英語)
System32(ハードウェア)の情報 / セガキャビネット

Side (よたネタ)

1993年
英国での派手な広告3連発。
特に二階建バス3台のラッピングは圧巻です。英国ソニックオフィシャルブックより。

Magazine Advertising
(雑誌広告)

当時の雑誌広告。たのしさ∞(無限大) おもしろ原産国

米国デジタルカルチャーマガジン WIRED

WIREDは1993年創刊。ソニックはこの年の Man of the Year に選ばれました。記事ではビデオゲームマーケットにおいてセガが45%のシェア、任天堂が44%と伝えています。こういうのを日本語では辛勝と言います。


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