[ Mega Drive - Mega Modem : SEGA GAME LIBRARY ]

Sonic Eraser (ソニック イレイザー)
ソニックメガドライブゲームの第ニ作目は、通信専用タイトル ソニックイレイザー でした(たぶん)。

初めに断っておきますが、当時、私はメガモデムもゲーム図書館にも興味が無かったので、このタイトルはスルーでした。尚且つ、今となっては当時のネタを拾うことも非常に困難ですので、ここの情報は、憶測、推測、妄想で成り立っていることをご承知の上、お読みください。セガゲーム本舗版は、かろうじて遊んでおります。


- はじめに -
かつて「メガモデム」という通信対戦などを楽しむ為のメガドライブ用電話回線モデムがありました。セガはメガドライブでのネットワークに挑戦したのです。そのコンテンツのヒトツが「ゲーム図書館」です。サーバにアクセスし、そこにあるゲームをダウンロードして遊ぶというものです。今でいう、インターネットのオンラインゲームダウンロードサービスです。しかし当時は通信費が今よりもずっと高い上、通信速度も遅く、パソコン通信でさえ一般には浸透していない時代・・・。日本全国にそれが広まることはありませんでした。

時代はちょっと先に進み、セガサターン期にもセガはネットワークを試みました。パソコン通信からインターネットに人々が移りはじめた時代です。しかし、この時代でもセガは失敗しています。ネットワークという物にようやく乗れたのはドリームキャストからです。インターネットが普及し始め、その入門機としてドリームキャストは手頃だったのかもしれません。通信費も手頃になり、ブロードバンドも普及してきました。ゲームソフト自体もネットワークを考慮した遊び、サービス、お楽しみといった物を盛り込んで、次世代家庭用ビデオゲーム機の方向性はコレだろうというのを見せてくれた気がします。(結果はアレですけど)

任天堂も「ファミコンネットワークシステム」というものを、セガより先に試みて、早々に失敗をしています。セガは時代を先読みしすぎると言われることがありますが、本当のところは、二の轍、三の轍を踏むのが上手いだけなのではないでしょうか。

Sega Game Library (ゲーム図書館)

Mega Drive Mega Modem: Sega Game Library
Release : ----
結果から言うと、私が調べた範囲ではソニックイレイザーのリリース時期及び貸し出し期間は不明です。いくつかの資料を照らし合わせると「1991年8月以降 同年12月までの期間にリリース」といえたり、またそれを覆す1992年3月以降という資料もあり、ホントにわかりません。ゲーム図書館に並んだタイトルは合計 28作品… 、この数も正確とはいえない印象を持っています。
ソニックイレイザーのコピーライト表記は (C)1991 SEGA です。

SEGA Music Collection : ゲーム以外に「ゲームミュージック」のダウンロードサービスもしていたようです。MDソニック1の発売前の5月には第一弾として、ソニックの曲もアップされたそうです (画像:雑誌メガドライブFANより 白黒)
Port
ゲーム図書館の一部の作品は、後に、メガCDソフト「ゲームのかんづめ」、ドリームキャストのオンライン「ドリームライブラリ」で、遊べるようになり、今は、セガゲーム本舗で遊ぶことができます。また、ケータイ電話用ゲームになっている作品もあります。

Game Story? + (あらすじ? プラス)

あらすじ?
ただの落ちモノパズルなので特にストーリーのようなものはありません。こじんまりとしたミニゲームです。ここではルールの一部を書き写しておきます。
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きほんルール

おなじイロのコマを2コいじょうたてかよこにならべるときえます。
いちばんうえまでつみあがるとゲームオーバーです。
(中略)
1P VS 2P
1Pと2Pが たいせんします。
5コいじょう きえるとあいてに?ブロックがでます。
7コいじょう きえるとソニックが がめんじょうでところせましとワザをくりひろげます
ワザをくりだして あいてがヘロヘロになっているあいだ じぶんのコマとおなじうごきをします。
いちばんうえまでつみあがるとまけです。タイムリミットは10ぷんです。
(後略)
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アホの子の文章のようですが、本当に、ソニックがワザ(殴ったり、転がったり)を出して、もう一匹のソニックがヘロヘロになります。ソニックのヘロヘロアニメーションは愉快です。


ソニックシリーズ
2002年、メガドライブ版のソニックシリーズを一本にまとめたゲームキューブソフト「ソニックメガコレクション」が発売されました。日本未発売の Dr.ROBOTNIK'S Mean Bean Machine と Sonic 3D Blast (Flickies' Island)も含んだ、「全てのメガドライブ作品」が収録されました。しかし、メガCD作品であるソニックCDと、Super 32X作品のカオティクス、そしてこのゲーム図書館タイトルであるソニックイレイザーは収録されませんでした。確かにメガCDも32Xも拡張とはいえ「別ハード」という捉え方もでき、メガドライブ作品ではないかもしれません。ゲーム図書館作品もモデム無しでは遊べないので、純粋なメガドライブ作品と言えないのかもしれません。実に微妙な判定だと思いますが。

しかし、このソニックイレイザーは、元々ソニックゲームと認められているワケではありません。公式なソニックの歴史には刻まれていませんので、たとえソニックCDが認められても、ソニックイレイザーがメガドライブ・ソニックシリーズと認められる日は来ないのでしょう。個人的には、カオティクスがソニック作品に入っていることの方が不自然に思いますけど・・・。何をソニックシリーズとし、何を外すかは、人(ファン)それぞれで良いんじゃないでしょうかね。ただ、私はコピーライトにSEGAとあり「ソニック」と名のつくゲームをシリーズに数えないのは、ソニックに失礼な気がしてしまいます。SPECIAL THANKS に BIGISLAND氏の名前があることも忘れないように。


Books (参考書) 当時の状況を知る手がかり・・・

メガドライブ専門誌 メガドライブFAN / 徳間書店

ゲーム図書館のコーナーがあり、リリース情報やテキストアドベンチャーのシナリオ募集、ゲーム大会の報告などでちょっと盛り上がっていたようです。しかし、コーナーはゲーム図書館サービス終了を待たず、早々に打ち切られたようです。(これは1991年8月号 同月発売のアウトランのイラスト。金髪美女とソニック)
メガドライブ大全
2004年 / 太田出版

メガドライブの全てがココに!
ただし、ゲーム図書館に関しては、何の役にも立たないです。

SEGA CONSUMER HISTORY (セガ・コンシューマ・ヒストリー)
2002年 / エンターブレイン

セガハードの全てがココに!
モデムやゲーム図書館のタイトルを紹介しています。ソニックイレイザーのゲーム紹介はありませんが、1991年リリースと記述されています。

CONTINUE Vol.12 セガ大全 2003

セガ辞典というセガ用語を集めたページで、ゲーム図書館について1990年11月サービス開始、1993年1月に閉館との記述があります。ソニックには関係ありませんが、この本の目玉は「鈴木 裕ロングインタビュー」、面白いです。
Flyer (チラシ)
Mega World Vol.1
(1992/03)

メガドライブ用ゲームソフトを中心にハードの情報も掲載されているチラシです。ここにゲーム図書館のラインナップが書かれていました。
残念(?)、ソニックイレイザーはありませんでした。

Links (参考リンク)

Sega History
セガの歴史
BOLT AGES
年毎の「主な動向と話題」でセガとセガ系雑誌の変遷を紹介。
Beep!Megadrive
Beeメガ
198X
レゲー中心Webマガジンサイト。Beep!メガドライブ特集

Port (移植) オリジナル以外で「ソニックイレイザー」を遊べて良かったね

PC: セガゲーム本舗

ゲーム紹介ページ。 落ちモノなのは確からしいです。

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