[ Sega CD / Mega CD ]

Sonic the Hedgehog CD (ソニック・ザ・ヘッジホッグ CD)
メガドライブの拡張ハード、メガCD用に開発されたのが ソニック・ザ・ヘッジホッグCD 。「ソニックCD」と呼ばれています。


- はじめに -
メガCD(米名SEGA CD)は、メガドライブ最盛期の1991年12月に発売されたメガドライブの拡張ハードです。セガは自社の人気タイトル、ソニックやシャイニングフォースに加えて、スイッチ、夢見館の物語などCD-ROMならではのタイトルを発売しました。しかし、本体価格の高さと開発の遅れから生じたタイトル不足などで一般には浸透せず、次世代機 セガサターン(1994年11月発売) 、ソニーのプレイステーションの登場で、先駆者NECのPCエンジン共々、第一期のコンシューマCD-ROM機は、消えていきました。

MDソニック1の後、メインプログラマーの中 裕司さんは、一旦セガを退社、SOA(セガオブアメリカ)でMDソニック2を作ることになり、一方、ソニックのキャラクター及びコンセプトデザインの大島直人さんは、セガの新ハード・メガCD用にソニックタイトルを日本で開発することになりました。開発が同時期に進行したこの二つのタイトル、ソニック2がソニック1を基本としゲーム性を進化させたのに対し、ソニックCDではストーリー、設定といった世界観の充実にチカラが注がれた印象があります。ソニックCDに関しては「分家作品(中 裕司さんが携わっていない為)」と言われることがありますが、一応は、本家同等扱いになっています。残念ながらソニックCDでの設定は、海外での宣伝戦略(テレビアニメシリーズ・コミックス)に侵食されたこともあり、それをベースとした続編が作られることはありませんでした。しかし、ソニックCDで生まれたキャラクター(エミー、メタルソニック)は、ゲームギアタイトル群、ソニック・ザ・ファイターズといったジャパニーズ分家系列で育てられ、後に、本家ソニックチーム作品にも登場することになりました。

CD-ROMゲームであるソニックCDの魅力はいくつかありますが、中でも人気が高いのがオープニングとエンディングのアニメーションムービーです。今、メガCDでそれを見ると画質がヘボヘボですが、短いムービーながらもアニメーション自体の質は高く、ソニック2Dアニメの中では最も良い作品だと思います。セガのプロモーションビデオ等にも使われました。また、ムービーには日本語版と北米版では別の曲があてらました。北米版「Sonic Boom」も聞きなれると悪くはありませんが、日本語版及び欧州版で使われた「You Can Do Anything (通称 Toot Toot Sonic Waarrior)」の方が、やや人気が高いようにみうけらます。


Packege (パッケージ)

Mega CD (JPN)
Release : 1993/09/23

ソニック1、2と比べると、かなりCool度が上がっていて、可愛らしさは薄まりました。
探索中
Mega CD (EU)
Release : 1993/10/**

他地域同様、ソニックとメタルソニックが睨み合っている絵になっています。大きさはCDケースサイズ。

Sega CD (US)
Release : 1993/11/19

セガCDのパッケージは、US・EU
サターンソフトと同じトールジュエルケースです。


Character (キャラクター)
「ソニックとの恋」に恋するピンクのハリネズミ「エミー・ローズ
現在は主要キャラクターとして外すことのできない明るくて元気なハリネズミの女の子エミーですが、名前を変更される、デザインを変更される、誘拐される、なかなか恋が実らないなど、意外に不幸が目立つキャラクターです。デビュー作、ソニックCD(日本版)のみに「Rosy the Rascal(ロージー・ザ・ラスカル)」という愛称が記されています。ラスカルは、いたずらっ子の意。ロージーは、バラ色、楽観的などの明るいイメージの言葉であり「ソニックのエミーに対する初感」が、この「ロージー・ザ・ラスカル(ドッキリ族の能天気さん)」なのかもしれません。(名乗りあう前にエミーが誘拐されたと推測)

ソニックCDでは、簡単に誘拐されてしまったエミーですが、ゲームギア「ソニックドリフト」では、ハート攻撃で大活躍。アーケード「ソニック・ザ・ファイターズ」で、ヒロインの地位を固めました。ソニックアドベンチャーでスタイル一新。強引にソニックを追いかける姿と、時々みせる女の子らしい優しさが人気のキャラクターです。

Amy Rose (エミー・ローズ) - メガドライブ 〜 セガサターン期 -
性別:
年齢:
8歳
性格:
元気でおてんば。能天気
特技?:
カード占い・ダウジング
神秘的なことや占いが好きな元気いっぱいの明るい子。
愛称:
ロージー・ザ・ラスカル

ソニックアドベンチャー 以降
種別:
ハリネズミ
性別:
年齢:
12歳
身長:
90cm
体重:
ヒ ミ ツ !
好きな食物:
ソフトクリーム
嫌いなもの:
退屈
特技:
カード占い・ダウジング、 ピコピコハンマー(護身用に携帯)

Character (キャラクター)
悪の天才科学者エッグマンが造り出した、金属のソニック 「メタルソニック
天才なのに幼稚な思考のエッグマンならではの発想と言うべきでしょうか、ソニックを模して造ったのが、シリーズ初の「ソニックのライバル」 メタルソニックです。ソニックCDの後、いくつかのゲームで隠れキャラなど脇役として出演しており、最新「ソニック・ヒーローズ」では重要な役どころを任されました。他にもメカソニック・シルバーソニックなどソニック型のロボット達が存在し、ソニックCD時のメタルソニックと同じような役割の仕事をしていましたが、メタルソニックだけに人気が集中するのは、おそらくそのビジュアルの良さなのでしょう。しかし、ゲームの中のメタルソニックは動物をいじめたり、エミーをさらったり、復讐に燃えたり、と決してカッコ良い生き方はしていない印象です。

Metal Sonic (メタルソニック) - ソニック・ザ・ヘッジホッグCD時 -
全高:

765.4 mm

乾燥重量:
125.2 Kg
Main CPU:
LIPS A.I.EGGMANカスタムチップ(頭部に3基搭載) CPU内ファジィ対話システムにより論理演算を行う 擬似ニューロ・コネクションにより各部に対応
Sub CPU:
動力制御用 ネオ・スーパーFX・DSPチップ(体の各部に5基搭載) / 映像補正用 NEXT RISKチップ-III型(眼部に8基搭載 ※RGB別)
フレーム:
モノコック・チタン製
カウリング:
強化ブルー・メタル・テクタイト製
主機:
250cc 4バルブ オルゴン融合エンジン 最大出力 55ps/6800rpm 最大トルク 7.54Kg-m/4000rpm
副機:
テスラ・パワー・コイル電磁誘導発電 最大出力 256Kw
特徴:
ソニックと同等の能力を持ち、瞬間的にはソニック以上のスピードを出すことが可能。エッグマンの意思に同調し、ソニックを敵視している。

OVA「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に出てくるのは、「ハイパーメタルソニック」。ハイパーの方は、ソニックと同調します。


Game Story + (あらすじ プラス)

あらすじ
巨大な湖ネバーレイクの上空に一年に一度、キセキの星とも呼ばれる「リトルプラネット」が一ヶ月間とどまります。リトルプラネットにはタイムストーンという時間を操ることができる不思議な石があり、あのドクターエッグマンが、今度はその石に狙いを付けました。「リトルプラネットに会いにきた」ソニックは、エッグマンがリトルプラネットと地上をクサリで繋いだことを知ります。エッグマンもソニックが来たことに気づきワナを仕掛けます。ソニックはワナを越え、エッグマンの野望を打ち砕き、リトルプラネットを解放しなくてはいけません。急げ ソニック!時間を越えろ!

といったあらすじですが、日本語の説明書では「ソニックはリトルプラネットに会いにいくため・・・」とロマンチックな書き方をしていますが、発売前の雑誌なのでは「リトルプラネットの住人に旅(冒険)の話しを聞くため」とありました。エッグマンのクサリをつたってリトルプラネットまで駆け上がるソニックですが、お月見気分の星見物(観光)ではなく、別の方法でもリトルプラネットに達することができると思われます。

過去と未来を(楽々)いったりきたり
ソニックCDでは、ヒトツのゾーンに現在、過去、未来のミッツのマップがあり、ソニックが光速走行を一定時間続けることで時を超えることができます。この時間越えのアイデアは、MDソニック1の直前に大島さんが手がけようとしていたゲームからのもので、このゲームの企画はソニック1制作のため消えたそうです。1ゾーン3マップとなると多少面倒くさい気分になりますが、マップはやや短めになっている上、簡単に高速になれるような工夫がいたるところにあり、また気持ちよく連続ジャンプができるなど、シリーズでは珍しいぐらいストレスを感じにくいゲームです。本家の1、2、3、S&Kと比べると通常マップもボス戦も難易度は低く、アクションゲーム慣れしていない人でも、ある程度まではサクサク進めることができます。

1993ソニックプロジェクト
1993年からアメリカで始まったソニックのコミックスとテレビアニメシリーズは、ソニックをゲームキャラクター以上の存在にしました。二作のテレビアニメシリーズは子供たちに人気でソニックはヒーローとして広く認知されるようになりました。そんな時期に発売されたソニックCDは、この1993ソニックプロジェクトの煽りをうけた不幸なタイトルです。北米版ではヒロインの名前とゲームの舞台が、アニメシリーズ、コミックスのものと差し替えられました(欧州版では舞台名だけ変更)。エミー・ローズは、プリンセス・サリーというガールフレンドの名前を名乗らされ、ソニックの住む惑星の名はモビウスに。モビウスは、ソニックCDの後に発売された、アメリカン分家系列の「ロボトニクス ミーンビーンマシン」、「ソニックスピンボール」でも舞台名として出てきますが、結局、SOAのキャラクター管理は長続きせず、ファンを混乱させただけでした。


Book, Music & Movie (攻略本、音楽、映像)

ソニック・ザ・ヘッジホッグ CD ガイドブック
雑誌 メガドライブファン 1993/10月号 付録

ソニックCDには、いわゆる「公式ガイドブック」がありません。雑誌付録ではありますが、序盤のマップなど結構なお役立ち具合です。
CD SONIC THE HEDGEHOG - REMIX

「ソニック・ミュージックをファンタジック&パワフルにリミックス」と帯に書かれているのですが・・・。

CD SONIC THE HEDGEHOG BOOM

北米版ソニックCDとソニックスピンボールの曲が全部で23曲収録されています。

CD SONIC TEAM "POWER PLAY"

ソニックチーム制作ゲームの中から、ソニックCD(日本語版)の2曲を含む11曲を収録。
CD Radio DC
小林克也のDJで楽しむセガゲーム曲のリミックス集。"Sonic-You Can Do Anything -Remix from Little Planet-" が収録されています。非常に面白いリミックス。
PC ソニック・ザ・ヘッジホッグ・ザ・スクリーンセーバー

ソニックのイラスト(壁紙)も収録されているこのソフトですが、ソニックゲーム(ソニック1, 2, 3, S&K, CD)の SE や BGM も収録されています。Flyer
DC ソニックアドベンチャー2 バースデイパック
10周年記念 ゴールドディスク
2001/06/23 24:二日間限定発売だったゲームソフトの特典CDです。ソニック1からソニックアドベンチャー2までの23曲を収録。ソニックCDからは2曲(日本語版)が入っています。
Sega Saturn: Sonic Jam

ソニック1, 2, 3, S&K の4本が収録されているセガサターンソフトです。ソニックCDのムービーが収録されています。Flyer
GameCube, PS2, Xbox: Sonic Mega Collection (Plus)

メガドライブ版のソニックゲーム7本他を収録した メガなコレクションです。PS2とXbox版にはゲームギアのソニックゲームも収録されます。ゲームは入っていませんが、ソニックCDのムービー(北米版の曲で)が収録されています。

Links (参考リンク)

FAQs & Guides
ゲーム攻略
Game FAQs : (英語)
Sonic CD Game Info
History
ソニックの歴史
GameSpot : (英語)
The History of Sonic the Hedgehog
2001年までのソニックの歴史を紹介
Guides
ゲームガイド

Sonic the Hedgehog CD : (英語/独語)
見事なソニックCD風味サイト。欧州版のストーリーも掲載。

Amy
エミー
Pikopiko Hammer
エミーに特化したファンサイト

Port (移植) ずばり、PCソフトで遊んでください。

PC: Sonic the Hedgehog CD

ムービーの曲は北米版なのだそうですが、現在のところ、PC以外への移植はありません。スクリーンセーバーのお試し版がついてきます。ジュエルケースのみの廉価版もあります。

Side (よたネタ)

1993 New Year Card (1993年 年賀状)

1993年用の年賀状として業界に配られたらしいセガの年賀状のうちの一枚。すでにアニメムービー風のカッコ良いソニックになっています。
こちらの年賀状はCGでのソニック(懐かしい感じのCG)
Video Movie (ビデオムービー)
1996年、ソニック初のOVA「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。メタルソニック(ハイパーメタルソニック)物語ともいうべき内容。DVD化もされています。
Post Card (ふろく 香るポストカード)

月刊ファミコン通信 攻略スペシャル1993年11月号の綴込みふろくです。エミーの前髪とエミーから吹き出しているハートをこすると、シトラスの香りがするらしいです。
Sega Magazine 1997 1月号 特集ソニックチーム物語
中 裕司と大島直人 〜誰も知らない2人の物語・・・〜


ソニックの生みの親二人へのインタビュー記事。出会いのエピソードなどが語られています。1996年ごろの「ソニックチーム」の定義 (えー?)
Catalog (業者用 '92 年末年始重点商品カタログ)

「CD ソニック・ザ・ヘッジホッグ(仮)」として掲載されています。MDソニック1のスペシャルステージをおもわせるスクリーンショットが興味深いです。

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